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Pommad Vielles Vignes 1989 (Fabien Coche Bouillot) [フランス・ブルゴーニュ]

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昨日は同じ時間に稲妻のようにお客さんがご来店され
僅か30分の間に満席になってしまい、オーダーも重なり、泡を食ってしまいました。
まだまだ修行が足りないなーー。と反省の金曜日でしたが
今日はテンパらないよう頑張ります!

さて、本日ご紹介のワインは、ブルゴーニュの赤ワイン「ポマール ヴィエーユ・ヴィーニュ 1989」
造り手は「ファビアン・コシュ・ブイヨ」です。
昨日ご来店されたお客様に飲んで頂きました。

このブログでも何度かご紹介した事のある
「アラン・コシュ・ビザール」の息子さんが造っているワインで
本家のネゴシアン部としてこの名前でリリースしているようです。
と言っても、本家アラン・コシュのほうもこの息子がワイン造りをやっている為
厳密に言うと、自社畑の物か?買い付けたブドウか?の違いですが
自社畑のブドウを使って醸造した物を「ファビアン・コシュ」としてリリースする事もあるようで
かなり紛らわしいのですが、両方とも美味しいので、それで良し。です。

ムルソーを拠点にしておりまして
かのムルソーの帝王「コシュ・デュリ」とは従兄弟にあたります。
白ワイン、ことにムルソーのクオリティーは素晴らしい物があり
元々の畑が違いますから比べる事自体ナンセンスですが
コシュ・デュリのムルソーの半額以下で買えます。

さて今回のポマール。20年以上の熟成を経て
素晴らしく深みのある味わいになっています。
当然と言えば当然なのですが、若いヴィンテージのポマールに有る
ゴツゴツとして荒々しいニュアンスは全く無く
繊細でまろやかなテクスチャーを持ちながら
野生っぽさや土の香り等、ポマールらしい気品あるワイルドさも兼ね備えています。

人間の成長と同じく、若いうちは荒削りでまとまりが無く、自分が無く、節操も無く。
ですが、様々な人生経験を積み、失敗や成功を重ね
大人になるにつれ、自分の生き方や考え方の「核」が完成し
その部分はブレる事無く、柔軟な行動や発言が出来る。

ワインの熟成も人の熟成も同じではないでしょうか。

機会があればお試し下さい。


田原