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Sancerre Cuvee Prestige 09 (Lucian Crochet) [フランス]

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こんばんわ。ソムリエ見習いの雨宮です!
今回ご紹介するワインは先日ご来店してくださったお客様に飲んで頂いた
「サンセール キュヴェ プレステージ 09」です。



サンセールとは約1000㎞にも及ぶロワール川上流に位置し(日本の南北の長さが約3000㎞
なので日本の1/3もの距離流れている川と言うのも凄いですよね...)
ソーヴィニョンブラン100%で造られるのが特徴です。
今や世界各国で造られ、栽培面積も第5位と人気の葡萄品種の一つで
フルーティな柑橘類のニュアンスと青っぽいハーブのような苦味があり
爽やかな葡萄として知られていました。(ピーマンのような青っぽさがあります)
一時期はシャルドネに人気を独占されていましたが、71年のロバート・モンダヴィを始め
ニュージーランドの「クラウディベイ」などの活躍により、気候や醸造方法の違いにより
味わいに多彩なバリエーションを持った葡萄として再び人気を取り戻し、今日では
白ワインの三大品種として人気を博しております。



今回のワインの造り手「リュシアン・クロシェ」はサンセールを代表する造り手の1人で
彼らは5世代に渡り、200年以上もの間サンセールでワイン造りを営んでいます。
歴史と伝統を重んじながらも、ワイン造りに対し貪欲で、近代的な最新の醸造設備を整え
その畑や葡萄、時代に合ったワイン造りをしています。


畑の違いによって数種類のワインを生産していますが、今回「キュヴェ プレステージ」は
その中でも特に優れた畑の葡萄のみを使って造られるワインで
遅摘みの葡萄(葡萄が完全に熟すまで収穫を遅らせる事)を使い
しかも葡萄の出来が良い年にしかリリースしないという徹底ぶり。
(遅摘みはただ収穫を遅らせれば良いと言うわけではなく過熟し腐らせてしまったりと
見極めが難しく、ワインを造る上でとてもリスキーなのです!)


最新の醸造技術を取り入れながらも
「良いワインを造るためには良い葡萄を造らなければならない」と
代々受け継がれてきたポリシーを大切にしており、ワインにはその葡萄本来のポテンシャルが生かされています。
一粒一粒熟度を確認しながら手作業で収穫していき、その後葡萄の新鮮さを損なわない為に
直ぐに空気圧圧搾機にかけ、温度調節機能の付いたステンレスタンクで完璧な温度管理のもと
醸造する。限りなくピュアな葡萄の旨みを逃さない徹底されたスタイルです。


そのようにして造られたワインは、やはりリッチで芳醇!何層にも味わいが感じられ
深みがあります…。うーん、美味しいっ(笑)
グラスに注ぐとその中で、ゆっくりと香りが充満していき、濃くて優しく暖かみすら感じられ
クリームの旨みの詰まったソースのようで脳に沁み渡ります.......

それでいてソーヴィニョンブラン本来の酸味と柑橘類の果実味が全体を支えていて
クリームソースにハーブのアクセントが加わったような味わい.....!
ディルを使ったクリームソースの魚料理が食べたくなります(笑)
その一体感はまるでお皿に綺麗に盛り付けられた一皿のようで完結していて
しかし寄り添うような優しさがありました。
温度はやや高くてもヘタれず、美味しく楽しめるのかなと。


それにしてもソーヴィニョンブラン恐るべし!リュシアンクロシェ恐るべし!です(笑)
ソーヴィニョンブラン100%のワインで一度は飲んでおきたいですねー


機会がありましたら是非試してみてください!




雨宮
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Calera de Villiers Vineyard Mt. Harlan Pinot Noir'12 [アメリカ]

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皆様、遅くなりました!2回目のブログ更新です。
本日紹介するワインアメリカ、カリフォルニアの赤ワイン
「カレラ ド ヴィリエ ヴィンヤード マウントハーラン ピノノワール2012」です。
先日ご来店されたお客様に飲んで頂きました。



今や”カリフォルニアのピノノワール”の代名詞的存在になったカレラ。
オーナーのジョシュ・ジャンセン氏はあの”ロマネ・コンティ”でワイン造りを学び
カリフォルニアにロマネ・コンティの苗木を持って帰り植えたという噂まであります。。。
約30年前にカリフォルニアの地にロマネ・コンティと同じ土壌、気候の畑(カリフォルニアで最も標高の高い2200フィートのマウントハーラン)を見つけワイン造りを始めました。
現在は5つの単一畑から高品質なピノノワールを生産しており、今回のワインはその中でも
生産量が少なく人気の畑”ヴィリエ”になります。



”カリフォルニアのロマネ・コンティ”や”ブルゴーニュを超えるピノノワール”等々
飲む前から期待感が高まりますね(笑)
ここまでハードルばかり上げてきましたが、このカレラ ド ヴィリエ
全くその期待を裏切らない香り、味わいです!!



グラスに注ぐとその中に静かに
しかし隆々と良く熟した葡萄の豊満な香りが広がっていきます。
艶があり、丸々と大きく凝縮感のあるカシスのような香りや
赤いベリー系のチャーミングな果実感と爽やかさを感じます。
妖艶さとどこか子供っぽい無邪気さを兼ね備えており、この相反する要素が織りなす不思議な世界にただただ引き付けられます。
香りだけでチーズが進みそうなくらいの豊潤さです。。。(笑)



いやいやそれだけでは満足できないので!(当たり前ですよね....)
堪えきれずワイングラスを傾けると.....
わおっ!なんとパワフル!!これがピノノワールなのかと疑ってしまうくらいの力強さが。
ブラインドで出されたらカベルネとか言ってしまいそうです。。。。。



口に含んだ瞬間、丸く包み込まれるような凝縮感のある果実味。圧倒的インパクト
それに続くスパイスのアクセント、細かく優しいエレガントな酸味。
それらの要素がスムーズにつながり骨格を造り出しています。
口の中で、いろいろな要素が顔を出し互いを高め合い壮大で緻密なストーリーが広がります。

んーー、美味しい。(笑)
ブルゴーニュ以外でこんなに美味しいピノノワールがあるとは.....感激です!
(しかもこのクオリティで価格もそこまで高くない!今後はもっとあっがてしまうのかもですが...)


カレラは葡萄造りに欠かせない絶対的な要因のテロワールを最大限感じさせてくれます。
どこの国で造っているという事では無く、さらに細かい気候や土壌がワイン造りでは大切です。
ピノノワールの栽培に適した土地とは冷涼で石灰岩が豊富にある土譲で、そのような土地で
育てられたピノノワールにはキメの細かい酸があります。
その酸味がワインにバランス感覚を与え、輪郭をはっきりさせてくれます。
さらに全房発酵(前回の記事に詳しく書いてあります)も行っており、スパイス香やタンニンを感じ全体にボリュームを持たせています。もちろんロマネ・コンティもやってます!


まさに人の技術力と天の恵みの結晶ですね!

皆様、見かけたら是非試してみてはいかがでしょうか!


雨宮

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