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フランス旅行記 [フランス・その他]

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無事フランスから戻りました!ソムリエ見習いの雨宮です!
突如オーナーから「3週間後、これでフランス行ってこい。」
と言って、フランスまでの航空券を頂き…(泣)
(貴重な経験をさせて頂き感謝しかありませんっ!)
北はアルザス・ストラスブールからブルゴーニュ、マルセイユと南下していき
その地の郷土料理とワインを飲み食いしに丸々1週間フランスを満喫しました!


20歳の時にボルドーに行きましたが、今回は完全に1人旅で…
周りの方にだいぶ脅されながらも(笑)未熟ながら、多くの貴重な経験をさせて頂きました!
なので今回はフランスで感じた事を書かせていただければと思います!



今回の旅行で1番勉強になった事は、やはり現地で直にぶどう畑を見る事が出来た事でしょうか。
温度、湿度、日照、風や大地の起伏を直に体感し、ワインの味わいとテロワールの因果関係が
より明確に感じられました!まさに、ワインはその葡萄が育ったテロワールを表す鏡だ
という言葉通りで、その地の気候、暮らす人々の性格を表しているかのようでした。



移動には鉄道を使い、アルザス、ブルゴーニュ、ローヌ、マルセイユと時間をかけて移動して
気候や土壌、そこに育つ植物や建物など見て感じ、違いが様々で電車に乗りたての小学生のように
窓の外の景色を追ってました(笑)


アルザスは気温は30℃近くまで上がりますが暑い時間は短く
さらに夜にはしっかり気温が下がり、それが葡萄に豊富な酸を与えてかつ収穫時期には
寒くなるので、葡萄がしっかり熟すまで収穫を待つ事が出来、葡萄自体の糖度も上がり
ワインにはフレッシュな酸と心地いい甘みに豊富なアルコール量が備わります!


もう少し南のブルゴーニュでは30℃近い時間が長く、乾いたまるで海風のような
気持ちいい風が吹き、日照量があり暑くなりつつもとても過ごしやすいです!
ここでも夜は20℃をきるくらいまで気温が下がるので、いい葡萄が育つ条件が整っています!
これがなかなか日本の夏では感じられないですね。
細かい起伏があり、土壌の違いも様々で、色々な特徴を持ったワインがありました。


変わってローヌではゴツゴツした岩肌が増え、緑も一層濃くなり厳しい暑さを体感しました。
あの厳しい環境下で育つグルナッシュやシラーの力強さを肌で感じ、納得です(笑)
マルセイユまで行くと海風があり涼しげで、妙にホッと癒されました。
冷やした白やロゼワインが進み、周りの人たちもどこか賑やかで親しみやすかったです!
気難しいと言われるフランスワインとは違って、陽気でウェルカムムードが
南仏ワインそのものです(笑)


もっともっと長い時間かけて、過ごしたくなるようなそんな旅でした!



今回はこの辺で!書きたい事はいっぱいあるんですがなかなかうまくまとめられず…(笑)
次の記事はブルゴーニュで行ったワインツアーの事を書こうかと思います!
それでは!image3-1.jpgimage3-1.jpg
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共通テーマ:グルメ・料理

Hermitage Farconnet 2008 (Jean Louis Chave) [フランス・その他]

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9月も後半。秋の長雨と言いますが
ぐずぐずとした梅雨のようなお天気が続いております。
しかし明日から又、夏日に戻るらしく、体調管理には十分気を付けましょう。

さて、本日ご紹介のワインはフランス、ローヌ地方の赤ワイン
「エルミタージュ・ファルコネ 2008」造り手は「ジャン・ルイ・シャーブ」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

このブログでも何度も紹介しているローヌ地方を代表する著名な造り手です。
このワインはジャン・ルイ・シャーブが1998年からスタートさせた
ブドウの栽培農家から買い付けたブドウと自社畑からの格落ちの葡萄を混ぜて造られる
ネゴシアン部門「ジャン・ルイ・シャーブセレクション」のうちのひとつです。
ネゴシアン物とは言っても、樹齢50年を超える古樹の葡萄も使われており
当主ジェラール・シャーブのこだわりを感じます。

又、ドメーヌ物だと、仕入れで良いヴィンテージとなりますと
うん万円しますから、カジュアルにシャーブの味を楽しめる。
という意味では非常に重宝するワインです。

このキュベ「ファルコネ」は砂質、石灰質、粘土質という3つの異なる
性質の畑から収穫されたブドウをブレンドして造られます。
単一の畑から取れるブドウでワインを造り、
そこに大地のメッセージを織り込む。という哲学と
もうひとつ、異なった地質で育てられた異なるキャラクターを持つ
シラー種をブレンドしてひとつの世界を造り上げる。という哲学。
その両者を使い分ける事の出来る非常に稀有な造り手だと思います。

比較的タッチは軽やかで、しなやかな赤系果実のチャーミングな酸味。
かといって決してライトでは無く、重厚感と凝縮感ある低い重心から
スパイスやスミレ、鉄分を感じつつ軽やかな余韻へとつながり
バランスの良い爽快なフィニッシュを迎える。といった印象です。
これからの季節、ジビエや茸料理ともピタッと寄り添う素晴らしいワインです!

機会があれば是非お試し下さい!

田原

Sancerre Generation XIX 2004(Alphonse Mellot) [フランス・その他]

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今日の朝方の雷凄かったですねー
タクシーでの帰宅中、稲光で外が明るいくらいでした。

さて、快晴の本日ご紹介のワインはロワール地方の赤ワイン
「サンセール・ジェネラシオン・ディズヌフ2004」です。
造り手は「アルフォンス・メロ」です。

先週、うちのお店で行いましたロワールワインフェアーでは
普段、あまり慣れ親しみが少ないロワールワインを飲んで頂き
ご来店頂いたお客様には、ロワールワインの素晴らしさを少し分かって頂けたのかな?
と、思っております。

フェアーでは使いませんでしたが、偶然今日もロワールワインのご紹介です。
フランス、ロワール渓谷地域、サンセール地区において最大の造り手が
この「アルフォンス・メロ」であります。
サンセール地区には約400のブドウ栽培農家があると言われていまして
ひとつの農家が所有する畑は平均約5haから10haだそうですが
このアルフォンス・メロは58haもの畑を所有しており
しかも南向きの丘の上、ミネラルを多く含むシレックス土壌で
サンセール地区の中でも最上の場所と言えます。

このワイン名に付けられる「ディズヌフ」はフランス語で「19」を表し
現在の当主で19代目となる事からも、非常に古い歴史を感じますが
家族経営で約500年に渡りこの地でワイン造りを行う
まさにサンセールを代表する造り手です。

ロワール地方のワインをお店で買ったり、飲食店で飲んだ事のある方は
赤ワインでは無く、白ワインを飲まれた経験が多いのではないでしょうか。
特にサンセールは上質なソーヴィニヨン・ブラン種が多く栽培される事から
お店でサンセールというと、白ワインが置いてある事が多いと思います。
しかし実は素晴らしいピノ・ノワール種が沢山育てられています。
フランスのピノ・ノワールというとブルゴーニュ地方を連想される方が多いと思いますが
このサンセール地区のピノ・ノワールからはブルゴーニュに勝るとも劣らない
上質なワインが造られている事はまだまだ日本では知られていないようです。

そして今回のこのワイン。年間の生産量3000本にも満たない
メロがリリースする最上級キュベです。

抜栓仕立ては、冷たく、むしろ液体の「薄さ」。を感じましたが
20分くらい経過すると、ぐんぐん開き、甘草やバニラの風味から
土っぽさや木の皮、オレンジ等の様々な要素が力強く訴えかけてきます。
液体の中心にあるエネルギーが温かみのあるオーブとなり
気品があり、上質であり、それでいて素朴である。
素晴らしき世界観を造り出しています。

機会があれば是非お試し下さい!


田原

Chateau de Fonsalette 2001(Chateau Rayas) [フランス・その他]

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さあ!今年も残すとこ後2週間となり、年末ムードが高まってきましたが
今年はクリスマスの25日とイブの24日がド平日という事もあり
いまのところ予約があまり入っていません。(涙)
今年もクリスマスのスペシャルコースを22日から25日までの4日間ご用意致しますので
まだ何の予定もたてて無いあなた!お待ちしております!

さて、本日ご紹介のワインはフランス、ローヌ地方の赤ワイン「シャトード・フォンサレット2001」
造り手は「シャトーラヤス」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

何度かこのブログでも紹介しています「ローヌの神様」と言われる造り手です。
このラヤスのワインは、過去、数々のヴィンテージを飲みましたが
非常に飲み頃を見極めるのが難しいワインだと思います。

現行ヴィンテージのリリースされたばかりのワインは別として
若いヴィンテージでも非常にしなやかな味わいだったり
逆に10年程前のヴィンテージでも固く閉ざした味わいだったりと様々です。
ボルドーワインのような、当たり年、ハズレ年。と言ったような見立ても勿論あるのでしょうが
ブドウ品種のブレンドの比率によっても早飲みしたほうがいい物があるのかもしれません。
正規インポーターにも自分の造ったワインの正しいセパージュを教えないくらいですから
困った造り手です。(笑)

この造り手のトップキュベとして「シャトー・ヌフ・ド・パプ」があり
葡萄の選別によって「シャトー・ヌフ・ド・パプ」に満たないとされる物が
「ピニャン」とされリリースされますが
年によってはトップ・キュベの「ラヤス」よりもこの「ピニャン」のほうが果実味が凝縮している。
と言われる事もあり、「凝縮してれば良いワインでは無い」といった哲学なのか?
それとも若木からのブドウだけを使うのかは、もう分かりません。
そして今回のこの「シャトード・フォンサレット」は別の場所に畑があり
ここでは「シャトード・フォンサレット」の白ワインも造られています。
そしてその全てのワインに満たない。とされるカジュアルレンジで「ピヤラード」と言うのがあります。
しかし、このピヤラードのクラスでもしびれるくらい美味しいです。
又、ブドウの収量を極限まで抑え、1本1本のブドウ樹、そしてブドウの実に
究極の大地のパワーを宿らせる。と言う哲学の元
ブドウ樹は殆ど実を付けない古樹、そして常に遅摘み。
22haもの広大な葡萄畑を所有しているのにも関わらず
年間の生産量が僅か2500ケースと言われており
究極の収量制限をするシャトーペトリュスが11haの畑から4000ケースのワインを造るのに比べると
いかにラヤスのワインは収量を少なくして造られるか分かると思います。

百聞は一口にしかず!

お試し下さい!


田原





Vdf Autochtone 2011 (Le Clos de la Bruyere) [フランス・その他]

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爽やかな秋晴れですが、少し蒸し暑く、残暑を感じる東京です。
さて、本日ご紹介のワインはロワール地方の白ワイン「オトクトンヌ 2011」
造り手は「クロ・ド・ラ・ブリュイエール」です。

この季節にぴったりのロワールのワインです。
日本ではロワールワインの認知度がまだまだ低いのが残念でなりません。

近年、ワインの消費者である私達は、強さ、甘さ、重さ、と言った
味覚と言うよりは、味わいのインパクトに捉われ過ぎ
又、そういった味わいに対し、高い評価を下すワイン評論家の先生方もおられ
そのブドウ、そしてその土地本来のキャラクターを体現した味では無く
造り込まれた味。すなわち料理で例えるならば
化学調味料をたっぷりと使った料理が受ける傾向にあります。

その為、明瞭で快活、軽快なタッチを信条とするこのロワール地方のワインは
正当な評価を受けていない。という現実が未だあると思います。

この地方は大きく分けると4地区に区分されます。
「シュール・リ」という澱と一緒に寝かせる技法を用いて造られる
ミュスカデを産み出す、ペイ・ナンテ地区。

ボンヌゾーやコトーデュ・レイヨン等上質な甘口ワインやロゼワインを産む
アンジュー・ソーミュール地区。

ヴーヴレに使われるシュナンブラン種の名産地、トゥーレーヌ地区。

サンセール、プュイ・フュメといったロワールを代表する白ワインを産む上流地区。
この4地区に分けられ、気候や土壌に変化があり複雑な為
ひと口にロワールといっても様々な個性のワインが造られています。

今回のこのワインは、このロワール地方において
マーク・アンジェリ、ニコラ・ジョリーと並び評される
自然派の造り手「ジュリアン・クルトア」の息子によって運営されているドメーヌで
ロモランタンというマイナーな品種から造られています。
レモンのような柑橘系の酸味が効いたアタックとクリアな質感。
フローラルな心地よい印象から、ほろ苦いハーブの香りも感じます。
そして、目の詰まった果実感がありながら驚く程の軽快さが余韻まで続きます。

巷では「ビオ香」等と言われ、うちのお店でも
お客様から「白のビオワインはありますか?」とリクエストされ
このワインをお勧めすると「全然臭く無いけど、本当にビオですか?」と言われ
非常に悲しい思いをする事が度々あります。。。
本来、ちゃんと造られ、そしてちゃんと管理された自然派のワインは素晴らしく美味しく
不快な香り等全くしませんので、勘違いなさらないように。

もっと言えば自然派ワインの頂点と言えるのが
「ロマネ・コンティ」であり「ルロワ」であり、「プリューレ・ロック」であります。
ビオワイン=変な匂いがする。と言うのは大きな間違いで
そのワインがワインとしておかしい。という事です。

本物の自然派ワイン。
是非、お試し下さい!


田原




Saint Joseph Offerus 2004 (Jean Louis Chave) [フランス・その他]

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皆様、お花見はお済みでしょうか?
私は、入社したばかりのスタッフが辞めたり、求人を出しても良い手ごたえが無く。と。。。
新年から慌ただしい毎日を送っているうちに桜の花も散ってしまいました。。。

長寿番組「笑っていいとも」も終わり
最終回では、さんまさん、とんねるず、ダウンタウン、うっちゃん・なんちゃん、爆笑問題等
普段同じ舞台に立つ事が無い。と言われているタレントさん達が集い
数々の個性の強い芸人達を生かしてきた。というつもりはさらさら無かったんでしょうが
テレビの中で完全に遊んでいた、天才タモリさんに感服しました。

と言う事で、気晴らしに久々のブログでございます。

本日ご紹介のワインはフランス、コート・デュ・ローヌ地方の赤ワイン
「サンジョセフ・オフェリュス」造り手は「ジャン・ルイ・シャーブ」です。

昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

尊敬すべきローヌのトップドメーヌで
オープン当時からこの方のワインを何かしら使い続けています。
「エルミタージュ」というローヌ最高のワインを造る事で有名な造り手ですが
近年お値段がかなり上昇し、エルミタージュに関しては気軽には仕入れられなくなりました。

この「サンジョセフ」という地区はローヌ地方の北部にあり
ローヌ河の右岸に約60Kmに沿って広がる広大な場所にあります。
ちなみにこの対岸は「クローズ・エルミタージュ」というコミューンになります。

このワインは、ジャン・ルイ・シャーブのセレクションと言われるカテゴリーで
自社畑からのブドウでは無く、シャーブと提携する約10の農家から買い付けたブドウから造られ
各ドメーヌで醸造後に、自分の醸造所に移されます。
その後、其々の土壌にマッチしたオーク樽やコンクリートタンクで2年から3年間の熟成の後
シャーブ自らブレンドをして瓶詰めされます。

味わいは、北部ローヌらしい美しい酸味と、スパイシーなアロマ。
スミレの香りとしなやかなタンニンが見事に調和し
存在感と優雅さに満ち溢れた素晴らしい味わいです。

オーケストラの指揮者の如く
其々の畑のキャラクターをまとめてハーモニーを織りなす。
天才、ジャン・ルイ・シャーブ。
タモリさんのような人なのかな?
あんなに茶目っ気ないか?(笑)

お試し下さい!


田原




Condrieu 2009 (Mouton Peere&Fils) [フランス・その他]

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やっと春の訪れを感じるポカポカ陽気の日曜日です。
私事で恐縮ですが、昨日43歳の誕生日を迎え、
常連様やスタッフにお祝いをして頂きました。皆様、本当に有難うございました!
つい最近まで30代だったのに。。。
本来、誕生日というのは、自分が祝ってもらう日では無く
産んでくれ、そして育ててくれた親に感謝する日だとか。という美しいお話はこの辺にして

本日ご紹介のワインはローヌ地方の白ワイン「コンドリュー2009」
造り手は「ムートン・ペール・エ・フィス」です。

メディアで特集でもしたのでしょうか?
最近、ヴィオニエ種のワインを注文される事が続きまして
昨日もヴィオニエ種100%のこのワインが出ましたのでご紹介致します。

この「ムートン・ペール・エ・フィス」は北ローヌ地方では名の通った造り手で
「コート・ロティ」という素晴らしく華やかな赤ワインも造っています。

今回のヴィオニエ種というブドウは、ローヌ地方を中心に栽培され
この「コンドリュー」や「シャトーグリエ」といった小さな地区で使われる事が多く
シラー種主体の赤ワインの補助品種としても活躍します。
又、酸度が低い為、バランス良い味わいのワインを
このブドウ品種単一で造るのは非常に難しいとされています。
確かに、過去飲んだヴィオニエ種100%のワインは
少々もったり感が気になる物が多く「これは!」というのがあまり無いように記憶します。

更に、健康に実を付ける為に多くの日照時間を必要とするのも特徴で
効率良く日光を浴びる為に、勾配の急な傾斜で育てられる事が多く
作業効率も決して良いとは言えない急斜面の為、当然収量も限られます。

そして、この造り手はその中で凝縮感を追及する為に
更に収量を落としてブドウ栽培をします。

そこから産まれるこのワインは華やかな金木犀のブーケを持ち
黄桃やフルーツコンポートのアタックから夏草の香り
カスタードクリームやブリオッシュ等の余韻。
あ、酸味もちゃんとありますよ。

この品種が持つ本来のキャラクターを存分に楽しめる。
そんな印象のワインだと思います。
産んでくれ、育ててくれ、醸造してくれた造り手にも感謝!笑。

是非お試し下さい!


田原

Jurancon Sec 2006 (Domaine de Souch) [フランス・その他]

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雪、凄かったですねーーー。
昨日はその雪の影響もあり、お店をお休みさせて頂きました。
その代りに。という訳ではありませんが、本日は祭日前と言う事もあり
ご予約も頂いておりますので、通常営業しております。
1杯飲みにどうぞ!

そして本日ご紹介するワインはフランス南西部、ジュランソンの白ワイン。
自然派の造り手で「スーシュ」と言います。

先週ご来店の常連様「チーコ先輩」に飲んで頂きました。
(この近辺のお店での、このお客様の通り名です)(笑)

ジュランソンと言っても聞き慣れない方が殆んどだと思います。
フランスの南西部、スペインにほど近いピレネー山脈を望む場所で
近くには、Pau(ポー)という小さくて可愛らしい城壁で囲まれた街があります。
僕もフランスで働いていた当時、1度だけこの街を訪れた事がありますが
ロープウェイで小高い丘の上に登ると、ピレネー山脈が連なる絶景を拝む事が出来ます。

又、この地方は
鴨肉のコンフィや豚肉(鴨のコンフィも使います)と白インゲン豆、ソーセージを
煮込んだ「カスレ」という名物料理があり
もう少し南下するとバイヨンヌという名高い生ハムの生産地もあります。
今回のこのワインは辛口ですが、この地域は秀逸な甘口ワインが造られる事でも有名です。

そしてこのドメーヌ。イヴォンヌ・エゴビュリュという女性当主ですが
旦那さんが亡くなられたのを機に、60歳からワイン造りを始めた異色の方でして
ワイン業界の裏側をドキュメンタリータッチで描いて物議を醸し出した
「モンドビーノ」という映画の最初に登場するのがこの造り手です。

この中では、昔ながらの農法でよりナチュラルなワイン造りを続ける
南ブルゴーニュの巨匠、「モンティーユ」が登場したかと思えば
アメリカという巨大なバックグラウンドを後ろ盾に
「テロワール」という言葉を無視した、色調が濃く、ソフトなタンニンで
画一化された味わいのワインを世界中で戦略的にリリースする
「ロバート・モンダヴィ」と「ミッシェル・ロラン」
これらの対極なシーンがとても面白い映画でした。

話が脱線しましたが、このワイン。
プティ・マンサンという品種を主体にグロ・マンサン、プティ・コルブと3種類の品種から造られます。
透明感のある舌触りと白花のブーケ、鼻から抜ける柑橘系のアロマが印象的で
程よい果実の膨らみと厚みがあり、余韻も長く、どんどん飲めてしまうナチュラルな味わいです。

是非、お試し下さい!(在庫少ないですが。。。)

「偉大なワインは詩人が造るもの。ミッシェル・ロランが造るのではない」
(映画、モンドビーノより)


田原


Beaujolais Nouveau Vin de Primeur 2013 (Philippe Pacalet) [フランス・その他]

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早いもので、もう12月の足音が聞こえてきました。
今日は勤労感謝の日、東京はスッキリとした快晴です。

今週の木曜日に解禁しましたボジョレーヌーヴォーですが
今年は有難い事に、解禁前の水曜日から大盛況で
かなりの数が売れてしまい、残り数本を残すだけ。となりました。

心より御礼申し上げます。

せっかくなので、今年ご提供したボジョレーの名手、「フィリップ・パカレ」をご紹介します。
自然派ワインの礎を築いた「マルセル・ラピエール」の甥にあたり
このマルセル・ラピエールから「自然派ワインの全て」を学んだ。と言われ
現在、自然派ワインの生産者を代表する一人であると言えます。
「ロマネコンティ」の共同経営者である「プリューレ・ロック」の醸造責任者を経て
自らのドメーヌ「フィリップ・パカレ」を立ち上げました。
独立前には、自然派ワインの究極「ロマネ・コンティ」の醸造長にヘッドハントされた。
という噂もあります。

ワインショップや、飲食店でも
自然派ワインやビオワインという言葉をよく耳にする方も多いと思いますが
元々、昔はみんなビオワインを造ってた訳で
収穫量を安定させたり、ブドウ樹に効率良く実を付ける為に
様々な農薬や酸化防止剤が開発され
そちらがスタンダードになってしまった。と言う事です。

しかしながら、近年はなるべく農薬や酸化防止剤の使用を避け
(厳密に言うと全く使わない。というのは難しいようです)
原点回帰する造り手が増えてきています。
と言うか、そちらが又、スタンダードになりつつあります。
なので、ビオワインの認定を受けずにリリースしている造り手のビオワインも多数ありますが
あえて、認定を取らない。と言った造り手も増えてきました。

さて、今年のボジョレーですが
素晴らしい出来栄えです!と言うかこの方のボジョレーが素晴らしいです!
本来、その年のブドウの出来栄えを占う意味でもあるボジョレーヌーヴォーですが
近年は、その造り手の技量によって様々な個性の味わいに仕上がる。
と言った印象を持ちます。

グロゼイユやミルティーユのようなフレッシュで甘い香り。
チャーミングな酸味が舌の上で小気味良く弾け、リズミカルで躍動感あるタッチ。
瑞々しく、軽快で、膨らみのある果実感。
ヌーヴォーというカテゴリーを超えた
ボジョレーのテロワールの特質が集約された味わいだと思います。

五穀豊穣。大地の恵みに感謝。

アーメン。


田原




Vinsobres Cuvee Emile 2007 (La Pequelette) [フランス・その他]

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冷たい雨の日曜日。
急に寒くなりましたので風邪をひかないよう気を付けましょう!

さて、本日ご紹介のワインはコート・デュ・ローヌの赤ワイン
「ヴァンソーブル・キュベ・エミール」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

かなりマイナーなアペラシオンですが
2005年にAOCに昇格したばかりのローヌ地方にある小さな村「ヴァンソーブル」のワインです。
セドリック・ギョーム・コルバン氏がビオディナミ農法でブドウの栽培から
瓶詰めまで全て1人で行っている小さなドメーヌです。

ローヌのワインというと秋口、少し寒くなってきたこの時期、茸や栗、ジビエ等
秋の食材と共に飲んで頂くと、しっかりとした厚みのある味わいが
最高のマリアージュを魅せてくれるので良くお客様にお勧めする鉄板のアイテムです。

甘草やベリーを想わせる甘い香りとはうらはらに野イチゴのようなスッキリとした酸味。
口当たりに雑味が無く、クリアでスッと体に溶け込んでいくようです。
グルナッシュ種やシラー種特有のスパイシーな感じはあまり無く
余韻に来る、新緑をイメージさせるハーブの香りが印象的です。
しかしながら決して軽くて薄い液体では無く、凝縮感溢れる果実味に富んでいます。
旨味の核がしっかりとしていて、淡く澄んだブルーのタッチで描いた水彩画の如く
そして、又、秋の日の朝の爽快感を連想させます。

さて、ローヌの季節到来。

鹿も猪も入荷しています。

マリアージュをお試し下さい!


田原
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