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スペイン、ドイツ ブログトップ

Mauro 2011 [スペイン、ドイツ]

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東京は梅雨真っ只中ですが、湿度が低いせいか、あまり嫌な感じがありません。
明日は店休日、今日1日頑張っていきます!

さて、本日ご紹介のワインはスペインの赤ワイン、「マウロ」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

去年の秋口から使い始めたアイテムですが
非常にお客様からの評判が良く、去年から今年にかけ、かなり売れているワインです。

繭もオープンした当初は、スペインワインに力を入れておりまして
ワインリストも1ページ使い、白、赤全部で20アイテム程あったと記憶します。
しかし、何故か?お客様から注文を受ける事があまり無く
スタッフがお勧めしても「いやー、スペインはやめとく!」と一蹴され
少しずつリストから消えていき、現在では白、赤合わせて6アイテムと寂しいラインナップです。
近年スペインバルが増え、立ち飲みで飲む。みたいなイメージが強いからでしょうか?
原因は良く分かりませんが
安価な物から高額な物まで幅広く素晴らしいワインが造り続けられている
ワイン生産国である事は間違いの無い事実であります。

近年、トップワイナリーとして確固たる地位を築き上げた「ベガ・シシリア」
マドリッドの北方に広がるリベラ・デル・ドュエロに本拠地を置く
スペインを代表するワイナリーです。
このワイナリーのフラッグシップで「ウニコ」と言うワインがありますが
市場で約5万円から6万円で売られている高級ワインです。
僕もまだ飲んだ事がありません。
そして、そして、この「ベガ・シシリア」で醸造長を務めていたマリアノ・ガルシアが
造っているワインが今回のこの「マウロ」であります。
位置はリベラ・デル・ドュエロの西の外れ、トゥデラ・デル・ドュエロという
場所で造られています。 舌を噛むね。言いにくい。笑。

この地域の地品種テンプラニーリョ種にシラー種、ガルナッチャ種をブレンドして造られますが
果実の凝縮感とスパイスやスミレ、甘草を想わせる膨らみのあるアロマと
バルサミコビネガーのような香ばしさを感じたかと思えば
ハーブを想わせる爽快なニュアンスが余韻にきます。
欲を言えば、もう少し寝かせてから飲むと、こなれた感じが出てくるのかな?と。
しかし、角々しい尖ったイメージは全く無く
若いヴィンテージから充分に楽しめるワインだと思います。

スーパースパニッシュ!(勝手に言ってるだけです)

是非、お試し下さい!9000円!

来週から、ラングドック&ルーシヨン地方のワインフェアーやります。
ご来店お待ちしております!

田原

RODA Reserva 2002 [スペイン、ドイツ]

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ロンドンオリンピックが開催いたしました!
聖火点灯まで観ようと思いましたが朝6時過ぎにダウン。
のっけからサッカーで日本がスペインを破るという大波乱を起こし
てんや、わんやな始まりとなりましたが
又、今夜から寝不足な毎日が続きそうですがお仕事も頑張っていきます!

さて、本日のワインはサッカーにちなんでスペインワインをご紹介します。
「ロダ・レゼルヴァ2002」
昨日ご来店頂いた常連様が「サッカーに負けて可哀そうだから飲んでやる」
という理由でこれを開けられました(笑)

これはスペインの中でも高品質のワインを産みだすリオハのワインです。
スペイン北部、イタリアとの国境近くにある大生産地帯ですが
何故?この地域でワインの生産が盛んになったかといいますと
1867年、ヨーロッパを襲ったワインの歴史上最大の悲劇となったフィロキセラ被害
(アブラ虫によってブドウ樹が壊滅状態になりました)

この時、フランスの多くのワイナリーのオーナーがスペインのこの地に移住し
ワインの醸造技術をリオハ人に伝えました。
カベルネ・ソーヴィニヨン種やメルロー種等ボルドー品種も取り入れられ
フラン人醸造家とリオハ人醸造家のタッグによって
高品質なワインが次々に造られるようになり
「第2のボルドー」と呼ばれる程になりました。
その後、鉄道の整備も行われワインの流通もスムーズになり
スペイン屈指のワイン生産地域になりました。

この歴史ある地域で1991年創業というこの新しいワイナリーが
今スペインのワイン業界を席巻していると言っても過言ではないと思います。

テンプラリーニョ種から造られ、クランベリーのような甘く酸味の効いたアタックから
シルキーな口当たりとポカポカと温かいジューシーなタンニン
重たさを感じさせないクリーミーな樽の風味とリッチな果実味
攻撃的ですが、バランスに優れ、飲み飽きさせないフルボディ

泥臭くなく、しつこく無く、無駄無く、嫌味無く、抜け目無く。

スペインサッカーの神髄を垣間見れるような1本です。

リオハの新星

是非、お試しを!


田原


Veraton 2009 (Alto Moncayo) [スペイン、ドイツ]

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僕が言わなくても今日から6月です。
この前お正月かと思ったらもう1年の半分が過ぎようとしています。(早い!)
1日1日を大事に過ごしましょう!1日が一生でございます。

さて、本日ご紹介のワインはスペインの赤ワイン「ヴェラトン」
造り手は「アルト・モンカヨ」です。
一昨日ご来店の常連様、Iさんに飲んで頂きました。

博多弁に似た響きの名前ですが
オーストラリアで過去4度もパーカーポイント100点を叩き出した「スリー・リヴァーズ・シラーズ」
の醸造責任者であったクリス・リングランドを中心としたベンチャービジネスとして
スペインで発足したのがこの「アルト・モンカヨ」です。

フランス語のイントネーションや発音は青森の津軽弁との共通項が多い。等と言いまして
東北地方の人がフランス語を習うと憶えが早い!嘘か?本当か?良く言われます。
逆に九州弁はラテン語との共通項が多いと言われます。
九州の言葉とイタリア語やスペイン語が似てると言うのも少しばかりロマンを感じます。
ちなみにゴールデンウイーク中に盛り上がる福岡を代表するお祭り「博多どんたく」は
オランダ語の休日を意味する「ゾンタ―ク」が語源だと言われています。
しかし意外に地元の人達は「どんたく」にはさほど思い入れが無いようで
7月に行われる「博多山笠」には異常な盛り上がりを見せます。

話が脱線しましたが、このワインはガルナッチャ100%で造られます。
フランス人は「ガルナッチャ」の事を「グルナッシュ」と言いますが
スペイン人はガルナッチャとグルナッシュは全くの別物だと言います。
ここはスペイン人を尊重して「ガルナッチャ」と言わせて頂きます。

とにかくこのワインは一言で言うと「濃い」です。
アルコールも15.5度あり時代に逆行した造りのように思えますが???
実はそうでも無く、パンチの効いた「飲みごたえ」という表現がしっくりくる
ワインがお好みの方も沢山いらっしゃいます。

ラベンダーの香りから始まり、スパイスやブルーベリーのアタック。
太陽の日差しを存分に感じ、滑らかなタンニンとジューシーな口当たりが印象的です。
ひと口目から「ズトン」ときて余韻まで「ズトン」で終わります。
ただし単調な「濃さ」ではなく、色々な要素が絡み合った「深みのある濃さ」だと思います。

初夏にお勧めするのはどうか?とチョットばかり悩むワインではありますが
パワフル好きにはたまらない1本だと思います!

是非お試し下さい!


田原

Juan Gil 2009 [スペイン、ドイツ]

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そろそろ正月気分が抜けてきた今日この頃。
日本酒や焼酎もいいですが、ワインを飲みましょう!

と言う事で、本日のワインは今月のお勧めワインページでご紹介しています
スペインワイン「Juan Gil 2009」です。
昨日カウンターにご来店頂きました男性2名様に飲んで頂きました。

このお店をリニューアルした約7年前
スペインワインにかなり力を入れていまして約30アイテム程オンリストしていました。
大阪のお酒屋さんで「大西」さんという方がいまして、スペインワインへの情熱が深く
当時スペインワイン界の若き天才醸造家といわれた「テルモ・ロドリゲス」とも親交があり
色々なワインを紹介してもらっては仕入れていました。
しかしどうしても売れ筋はフランスワインで
その他はイタリア、アメリカ、オーストラリアといった具合でした。
時代が早すぎたのか?うちのお店にマッチしてなかったのか?は謎ですが
少しずつリストから姿を消し、現在は4.5アイテムになってしまいました。

ですから今回のこのファンヒルは久々の新入荷スペインワインです。
スペインの高級ワインで「ウニコ」というのがありますが
近年このウニコと肩を並べ評される「エル・ニド」というワインがあります。
2002年のファーストヴィンテージから
世界的ワイン評価誌で96点という高得点を獲得して
一気にスターダムに躍り出ました。(某R.P大先生も大絶賛のようです)
このエル・ニドのカジュアルラインとして造られたのがこのファン・ヒルになります。

モナストレル種100%から造られており、とにかく濃いです。
「ジェローム・レ・バンナ」からみぞおちに一発くらったような
ズトンとくる果実の凝縮感とアルコール感があります。
(本当にバンナにくらったら多分死にます)

しかし嫌味な甘味は無く、後味に残るべっとり感はありません。
フルーツコンポートやプラムのようなアタックと
土っぽさと木の皮、ナツメグのニュアンスと上品なヴァニラの風味
ひと口含んだ時は少々甘めに感じますが、タンニンがしっかりと支えてくれる為
しつこさを感じません。この全ての要素が一体となって
飲み始めは「濃い」印象のワインを
「コク」のある印象のワインへとイメージを変化させます。

寒い冬にぴったりな「太陽」を連想させるワイン。飲んでみて!
これの上級キュベにあたる「メセス」も多少在庫ありますのでこちらもどうぞ!
(これも濃いよ)


田原


Herrgotts Tropfhent Auslese '08 [スペイン、ドイツ]

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本日のワインはドイツの白ワインです。
先日もご紹介しましたが、ブログを見て来て頂いたお客様に飲んで頂きましたので
引き続きご紹介致します。

この前もっと詳しく説明を書けば良かったのですが
あんまり面白くないかなーと思い止めました。
ですが、今日はチョットだけ書いてみます。

ご存じの通りドイツは年間を通して非常に冷涼な国です。
その為、日照量の関係上、白ワインの生産の方が圧倒的に多いですが
一部の地域では夏場の日照量を利用して、ごく僅かですが赤ワインも造られます。
酸度が際立っていて、果実性に富んだピノ・ノアールなんかは非常に美味しい物があります。

又、抗菌性に優れた特徴を持っていると言う事で
昔のドイツ人は風邪薬の代わりにワインを飲んだそうです。
(本当に治ったかどうか?は解りませんが!)

そして、フランスと同じように高級ワインは格付けされており、6段階に分かれています。
簡単に言うと下のクラスから順に、上のクラスになるにつれ糖度が上がっていきます。
カビネット。シュペトレーゼ。アウスレーゼ。ベーレン・アウスレーゼ。
アイスヴァイン。トロッケンベーレン・アウスレーゼ。となります。

カビネットは補糖は許されておらず、一番スッキリとしていて、アルコール度数も低いです。

シュペトレーゼはブドウを遅摘みする事によって、甘くなります。

完熟ブドウを房から選別して造られるのが、アウスレーゼ。

更に超完熟ブドウを1粒、1粒厳選な選果を行い造られるのが、ベーレン・アウスレーゼ。

ブドウを凍らせて糖度の高い果汁を絞り出すのが、みなさんも良くご存じのアイスヴァイン。

貴腐菌の作用によって、ブドウの水分が蒸発し、糖度の高い果汁から造られるのが
最も高価な、トロッケン・ベーレン・アウスレーゼです。

上から順に糖度が増していく訳です。(まだ、チャンネル変えないで!)

重要なのは、ただ甘くなるのではなく、「上質な甘さとなる。」と言う事だと思います。
粗悪な甘口ワインに有りがちな、ただベタベタ甘く、水を飲みたくなるような甘さではなく
甘いんだけど、スッキリと飲める。後味が嫌味ではない。

このワインは以前ご紹介したドイツワインと同じワイナリーですが
クラスがアウスレーゼになります。カビネットに比べ
ポッテリとした果実の甘味を感じますが
後味が驚く程スッキリしていて、グイグイ飲めちゃいます。
又、ミネラル分に富み、一度しっかりとワインクーラーで冷やしてから
グラスに注いで少し温度を上げながら飲むと
このミネラルの香りと味わいを満喫できます。

この前紹介したワインとワイナリーもヴィンテージも全く同じですので
クラスの違いを飲み比べるのも面白いと思います。
又、今のお勧め料理でやっている「自家製スモークベーコンのグリル」
とご一緒にマリアージュもお楽しみ下さい。


田原



Herrgotts Tropfhen Kabinett Trocken '08 [スペイン、ドイツ]

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本日のワインは初めてご紹介します、ドイツの白ワインです。
最近あまり口にする事がありませんが、
ドイツワインがワインを飲むキッカケになった方も多いのでは?

私もあまりお酒が強いほうではなく、事に蒸留酒などは、20代の頃全然飲めませんでした。
そこで近所のお酒屋さんで、飲みやすい(アルコール度数の低い)物として紹介してもらい
フルーティーなピースポーターというワインや、猫のマークのシュヴァルツ・カッツ等
家飲みでよく買って帰りました。

ひと昔前までは、日本へのドイツワインの輸入量は他の国のワインに比べ、
ダントツにトップだった筈です。
昔ピーロートジャパンというドイツワインを扱っているインポーターさんから聞いた話ですが
第2次大戦後、有名なライカというカメラを輸入していた商社が一緒にドイツワインの輸入を
始め、一気に日本中でブームになったそうです。

しかし、近年フランス、イタリアを始め、第3国のワインが多数輸入されて
完全に影の薄い物になりました。

みなさんもドイツワインというと「甘口」というイメージが先行するのではないでしょうか?
糖度の高い物が高価で取引されているのは事実ですが、
すっきりとした辛口の物も多数生産されています。

本日ご紹介するこのワインは6段階ある高級ワインの階級の中では、
一番下のクラス「カビネット」というクラスになります。
醸造の際の補糖は一切許されない為、糖度もアルコール度数も低くなります。
ブドウ品種はリースリング種という品種で、
ドイツの殆んどの高級ワインはこれから造られます。

生き生きとしたフレッシュな酸味が印象的で、
飲んだ後にレモンのような柑橘系のフレーバーがズンズン押し寄せ、
柔らかな白花のような香が心地よい余韻へ誘います。
フランスのリースリングにはない質感で、とても魅力的な味わいです。

お魚、お肉料理どちらでもとても良いマッチングをしてくれそうです。

ドイツワインの古いイメージを払拭して、新境地を垣間見せてくれる1本でした。


                                    田原

Rioja Blanco Jequitiba 08 Olivier Riviere [スペイン、ドイツ]

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リオハ ブランコ ヘキティバ 08 オリヴィエ リヴィエール

1978年3月7日パリ郊外のPaissy生まれの
オリヴィェの華麗なる経歴をインポーターの資料から

ワイン造りに興味があり、それも最初からビオディナミに興味があったと明確な目的を持っておりました。1998年から2000年までボルドー リボンヌでワインの醸造を学び、研修先はボルドー南西地区コート デュ マルマンデのビオディナミ実践者を選びました。学校の卒業試験に受かるため不本意な答えを書かなくてはならなかったと言う彼。

ボルドーの後に目指したのはやはりブルゴーニュ。
ピノノワールやシャルドネの単一品種に興味があったとのこと。
そこで就職先に選んだのは、ビオディナミと言えば天下のルロワ(皆大好きですよね)でした。

しかしそこはたった1年で辞めることになりました。その当時畑だけで16名、醸造所には10名のスタッフが常駐。非常に理想的だったにも関わらずです。
なぜならブルゴーニュでシャソルネイのワインに出会ったからです。
(私、シャソルネの可愛いエチケットのビゴーやブドーも好きですが、サン・ロマン・ブラン コンブ・バザン大好きです)

彼のワインを試飲し、あまりに感動した彼はその足でドメーヌに訪問。
直ぐさま働きたいと申し出たのです。2001年8月のことでした。
それから1年間コサール氏と一緒に働き、直ぐにドメーヌ ド ラ コンブの立ち上げスタッフとして派遣されたのです。

そしてそこで2年勤めると、以前から夢であった独立を目指して南仏へと旅立ちました。それから先はもう説明するまでもありません。ボデガス イ ヴィネドス ポンセの醸造を手掛け、まだスペインでは珍しい自然派ワインを誕生させ、現地に新風を起こし、そして2006年いよいよ独立を果たしました。彼の選んだDOCは何と天下のリオハです。


パリ生まれの彼がスペインで造るこのワインは
白いお花や果実などのふっくらとしたやさしい香り
引き締まった酸に上質なミネラル感たっぷりの

軽すぎず
重すぎず
いい塩梅のワインなのです。




丹羽



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